2017年11月25日土曜日

続・イエローナイフでオーロラ

【二日目】
今日は事前に犬ゾリとスノーシューイング(かんじき体験)に申し込んでいます。

B&Bの朝食メニューの中から、私はアスパラガス入りのエッグベネディクトを、夫はフレンチトーストを食べました。
以前ケベックシティの朝食で食べたエッグベネディクトは、サワークリームが多くて酸味が強かったのですが、ここのは丁度良い塩梅、美味しい…美味しいよ……!

11時過ぎに、同じく予約していた雪用ウェアをオーロラビレッジの事務所まで取りに行かねばなりません。
ゆっくり昇る太陽を浴びながら、極寒散歩です。



寒い、顔が痛い
でも楽しい



湖は凍って雪が積もっている



冬は太陽があまり高くならず、お昼前から15時くらい(多分)まで上の写真のような状態を続け、その後沈みます。
逆に夏場は太陽が沈んでる時間が短くなるらしいです。

オーロラビレッジ事務所で雪用ウェアを借り、その場で着替え、ツアー集合時間まで時間があるのでスーパーでブラブラ、おやつなどを買い込み、集合場所のホテルへゆっくり向かいます。

迎えのバスには、すでに20人くらい乗っていました。
半分日本人、半分韓国人で、中国人は別のもう一台のバスでオーロラビレッジ(ティーピーというテントやレストランがある場所。バスで30分くらい)へ出発。

到着すると、オーロラビレッジの説明(ホットドリンクはご自由に、待ち時間には外の滑り台やマシュマロ焼きが出来ます等)があり、犬ゾリの順番発表。
私達は17番目。
時間がたっぷりあるので、滑り台(ゴムボートにのって滑る氷の滑り台、迫力あり)とマシュマロ焼きをし、トイレに行くと、スノーシューイングの時間になりました。



マシュマロを焼く民




スノーシューを履いた男




私も履きましたよ




いざ、行かん!








松ぼっくりをリスが食べ散らかした跡や、何かの足跡等を観察しながらの散策は、想像以上に楽しかったです。

途中、白樺の皮を剥いで、松の小枝をポキポキ折り雪の上に重ねて、携帯ナイフの取っ手の下に仕込まれている火打ち石で、チャッチャッと火種をおこし(実際には点かなかったのでマッチで火をつけました)、雪山では案外簡単に火をおこせるんだよー、とガイドのお兄さんがやってみせてくれました。

途中、見晴らしの良いところで休憩。
ガイドさんがホットココアを振舞ってくれました。



本当はもっとすごい





ホットココア



「1時間くらい前に作ったんだけど、少し冷めてるかな」と言いながら一人ひとりに渡してくれた優しいガイドさん。
もらったココアは体温くらいのぬるさ、そして何より薄かった。
でも嬉しかったです。

コテージへ戻り、温かいもの(濃いココア)を飲み、犬ゾリへ。

ちょっと怖い




犬ゾリ師
全然怖くない




楽々



さっき歩いたような景色を、今度はハイスピードで駆け抜けます。
耳と鼻が痛くなって慌てて隠しました。

今日のアクティビティはここまで。
町へおります。


この日は「サンタクロースパレード」がある、とのこと。
ワクワクで開始を待ちました。
どんどん子供連れの家族が沿道を埋め、いよいよ始まりました!




まず親子



「?」となります。
「え、  誰?」と。
40才くらいのお父さんと二人の息子が、少し照れながらたまに手を振る…。
それがトップを飾るこのパレードは、想像以上に緩いものでした。



デコレーションされた実用的な車





唯一のきぐるみ





なぜかスターウォーズ





実用的な車に運ばれるスノーマン






何かを訴える民



他にも、電飾を張り巡らせた消防車など、町全体が一丸となって催しているのが伝わる内容で、ちょっと面白かったです。
それと、一つ一つの間隔空きすぎ。


パレードはあっという間に終わったので、どこで夕食を食べようかとウロウロ。

この夜偶然入ったレストランがすごく良かった!
となりがビール工場。
作りたてビールの種類が多い多い。



ここです



スモークトマトスープ
濃くて美味しい
ガーリックトースト付き




ベーコンチーズバーガー
チリスープ添え
スープがまるで煮込み料理
チリコンカルネ




タコス
ネギたっぷり、柔らか〜い煮豚もたっぷりで
バクバク食べました



ビールのテイスティングプレート
4種類のビールが楽しめます


個人的にビールは全く好きではなく、普段は飲みません。
しかし、このときは何となく飲んでみようかなと思い、2種類あるテイスティングプレートのクラッシックな方を注文しました。
これが、
もっっっのすごく美味しかった!
写真では渡りづらいですが、真っ黄色のものからかなり深い茶色のものまで色の違いがあり、苦味も違います。
しかしすべてに共通するのが圧倒的にフルーティ、これが麦?と思うほどの爽やかな酸味と軽やか且つ深い味。

出来たてだから?
それともここの作り方?
とにかくこんな美味しいビール初めてでした。

店内は広く、オシャレです。
お客さんも多くて店員さんたちも親切、言うことなしですね。
また来ます。

お腹いっぱいで帰りました。

この日は終始曇っており、オーロラはおろか、星すら見えませんでした。

続く





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